追われる恐怖

何事も、諦めないことが成功の秘訣とは言え、
そこまでやっちゃあ、おしまいだよ…ということもあります。

ケースバイケースですが、絶対的に言えるのは、
嫌い…ならともかく、怖い…と思われたなら、それ以上を望むのは困難を極めます。

お相手が恐怖心を持つということは、
過去に、感情を抑えきれずに身勝手な言動を起こしたはずです。

世の中には、たとえ反省したとしても、やり直しがきかないことはあります。
色情に狂って痴漢や婦女暴行を働いたならば、社会から抹殺されて当然ですし、
殺人者が反省・更生したとしても、遺族は心から受け入れることはできないでしょう。

事実は事実として残ります。無かったことにすることは出来ません。
自分にとっては軽い出来事であっても、お相手にとっては重大な傷になることもあります。

だからこそ普段から、正しく清らかな思いやりを持ち、知性的に過ごす責任があるのです。

本当にお相手のことを大切に思う気持ちがあるならば、
自分の感情を押し通すだけの、身勝手極まりない失敗はしなかったはずですが、

身勝手な人というのは、どこまでも身勝手なので、
お相手が嫌がったり怖がっているのに、まだ尚、自我を通すことしか考えられません。

失敗を反省し、お相手の幸せを本当に想えるのならば、
黙って離れてあげるのも、優しさでしょう…と思ったりもします。

まぁ、一概には言えませんが…。
往々にして、書き手と読み手の解釈がズレることがあり、困るところです。

「ここで諦めずに、もっと頑張った方がイイよ！」　と思う人に限って、
「私はもうダメだ…」　と強い自己反省と自己嫌悪に陥って身を引いたりしますからね…。

ただ言えるのは、お相手の気持ちを無視し、有り得ない失態を曝しても尚、
自分勝手な思いが捨てられない強引・強情な人は、モテない人生だったということです。

モテる人は、愛される側の気持ち・立場がよく分かっていますので、
どのように愛してあげるべきか、接してあげるべきかを心得ています。

お相手の本心を見ず、自分が考えた独善的な幸せを通そうとしても、
きっと停滞してしまうでしょうし、寂しくて空しいだけだと思います。

恋愛がうまくいかない人は、悶々と一人で悩むより、
愛され上手な人との交流を深め、考え方や言動、雰囲気を学んで欲しいな♪って思います。